novel99’s blog

Google Pixel3, iPad Pro 12.9, FF11 , FF14 ,ゆるSony信者, DROID君好き,料理好き

ダンジョン飯 を 読む

Xperia Z3 Tablet compact を買ってから、今まで手を出していなかった電子書籍に手を出してしまった。 ソニーの端末なので、相性が良いだろう SONY ReaderStoreである。 ソニーのポイントが使えるのでってのもあったし、いくつかのキャンペーンでクーポンもあったので、つい手が出てしまったのですよ。 しかしですよ使うと、また数パーセントのポイントが、また買う、おっとキャンペーンが、また買う、またポイントが、来月切れるじゃない買う、またポイントが、またキャンペーンが・・・と罠にはまったのである。 まぁ、所有権というものではないのだが、読めはして大画面でもあるので所有欲もそれなりに満たされたり、複数の端末でも扱えそうなので機種変更でも対応できそう、何より場所を占有しない、少しだけ安いという電子書籍のメリットのありのままをそのまま受け入れる形で、すっかり電子書籍loveなわけであります。 ちょっとこの前 まとめでダンジョン飯が面白いとあったので、買ってみた。最初ラノベかと思っていたので、説明を読んでみるとマンガ と判明した(説明読んだ直後は ラノベのマンガ化とも思っていた、なんだろう この私の記憶のラノベ粘着感 汗)。 まぁマンガだったわけである。 『ダンジョン飯』(ダンジョンめし)は九井諒子さんの作品であり、あまりマンガに造形が深い訳ではないので、この九井さん自体をしらなかった。どうやらこのダンジョン飯から長期連載だったらしい。 まとめでは、その方に、九井さんの過去の作品も、それなりにべた褒めだったので、過去の作品も含めて、一気買いしてしまった。 手軽さは財布の紐を緩くする。恐るべし電子取引っ。 まずは、ダンジョン飯から。 まぁタイトルからして、ファンタジー世界観のグルメ漫画というのは薄々分かるわけであるが、どう展開するかは期待していた。 グルメ漫画にも色々あるからだ。 美味しんぼなんだろうか、ミスター味っ子なんだろうか、はたまたきのう何食べた?みたいなものだろうか、いやファンタジーなんだからアクション性を取り入れてトリコみたいなのかもしれない。 物語は、ダンジョン奥地で仲間がレッドドラゴンに食べられたシーンから始まる。 ファンタジーというよりファンタジーRPGゲームの世界よろしくで、食されずに難を逃れたパーティはテレポートで脱出スタート地点に戻るという王道ぷり。レベル概念もありそうで、酒場で仲間を集めてダンジョンを奥に進め、死んでも蘇生の館的やら蘇生魔法なんかもある世界観なのである。 再び食された仲間を救うべく、再びかの地に進撃せんとするパーティ達に待ちかまえるは、日々の食事というわけで、そこだけ現実的なのである。 もちろんRPGゲームの中には、食事概念があるものは多い。 基本ステータスの底上げだったり、HPとは別に管理される行動力的なパラメーターを回復するアイテムとしてだったり。 クラフターが作り出しては消費される経済ゲームの断片ってことも。 装備の耐久性のような一見リアルなんだけど、ただのゲームを楽しむための電子上の仕掛けにすぎないのだが・・・。 でも。ふと考えたことはないだろうか、このアイアンパンはどんな味だろう。妖精リンゴのジュースはどんな色なんだろうか? 最近はグラフィック性能も良くなったので、ファミコン時代のドット絵より、ずいぶん食事の描写がリアルになった。 さらに考えるだろうドラゴンフライの唐揚げは何味なんだろう? ダークコンバットはおいしいかな?スライムはゼリー状だろうけど甘いの辛いのショッパいの、だろうか?と。 主人公が店で安全に売られている食事を節約して、装備の質レベルを落とさないように、そして、剣と魔法で倒すだろうモンスターを食してみようという試みが始まる展開から実は主役の戦士がモンスター食を体験する長年の欲望を満たすところで、我々のゲーム内の食事に対する素朴な疑問を紐解いていくのである。 といっても、モンスターも想像の生き物。 想像の味でしかないので、似たものでリアル要素を持ち出したり、キメラ的なモンスターは、どっちの味なのかといった所から展開していく。 パーティは途中で、既にモンスター食を体験した玄人ドワーフを仲間にして、とことん店売り食事を欲し拒絶するエルフ魔道士、理詰めでそれなりに受け入れるが調理方法で難色を示すドロイドシーフ、メラメラとモンスター食にはまっていくヒューマン戦士のコミカルなモンスターの狩りと食事へと話が展開していく。 また、今まで狩りの対象でしかなかったモンスターが、食の観点を加えられ、生態系やらの解説が入ったり、新しい発見があったりと、食事以外のもしもトークが、この作品の醍醐味のような気がする。 これは、我々に羽があったら?ドラゴンと共存してたら?魔法があったら? 現実世界ではどうなるだろう という想像をも補完していく。 ダンジョン飯は、グルメ漫画というより、ただIF文の設定が食事だったというだけのSFファンタジー、ファンタジーパロディでありました。