INFOBAR の新作が発表されました。
既に自分は今月十数年使ってきたauから
離脱しましたので、最初ニュースを聞いた時は離脱しなかった方がよかったのか・・・と思ったものです。
今回の xv はその2をリビルドする感じのプロジェクトになっています。2の時に実現できなかったフレームレステンキーも実装され、当初のコンセプトモデルに近い形で、狭いフレームで美しいデバイスとして登場するものと思われる。INFOBARの初代の時は、まだ造型がオモチャみたいだった。アンテナをなくしたいデザイン側の要求も技術的な弊害により実現できなかったと聞く。
INFOBAR2は 有機ELを搭載し美しい画面と、当時の搭載できる技術が集結した機能溢れるものだった。
またデザインも、枠曲したデザインで、溶け出して生まれたようなフォルムで、カクカク四角い機械的なデバイスしかなかったところに新鮮だった。
そしてスマホ世代になって登場したC01 もテンキーを搭載しながらもiidaUIを取り込み、スマホをうまく演じていた。
今回iidaUIが搭載されるか不明であるが、デザインが外見だけでなく中身まで入り込んできた美しさもあったので搭載してほしい。またはそれに変わる新しいUIを搭載してほしい。
かつてテンキーは文字入力のUIも担っていたのだが、今はフリックに移行しているので、おそらくテンキーは電話の時に使うのみであろう。
しかしながら十字キーあたりは、物理的なクッションがあるおかげで、まだまだ仮想ボタンよりも優位性がある。
今回非常に残念なのは、ガラホとして実装が進んでいることである。
Google Play からのソフトウェアインストールができないし、きっとGmailやGoogle Mapも動かないだろう。
メインスマホのサブ機という位置付けのもと、テザリング機能や、音声アシスト機能などが搭載されるという。
単体でも不自由しないようにLINEや+メッセージなどにも対応している。
しかしガラホなのだ。
たぶんアプリは au Marcket からしかダウンロードできない仕様になるだろう。
SIMフリー化してしまったオチには、バージョンアップもまともに受けられない気もする。
もちろんauが主体のプロジェクトであるので、他のキャリアのことなんて二の次でいいのだが、au Marcketがとても心配。
だって半年あたりで、音沙汰がなくなり、一年後には提供を停止したりしそうだから。
ユーザーにデザインと融合したアプリを提供するという意味でクローズドなソフトウェア提供なのは正しいと思うのだが、そこはユーザーの権利に委ねてほしいし、Google Play の開発グラウンドで対応アプリが出てくる方のが自然だし、自由がある。
あと心配なのは重さ。
少し分厚いのが気になる。
INFOBAR2 は104g だった。
ケータイを目指すのであれば、それ前後であってほしい。
xv はデザインプロジェクト展の時のユーザーアンケートも取り込んで作られているとのことなので、ケータイという位置を目指したんだと思うが、ユーザーが欲しいものが既に時代遅れってのは良くある話だし、スマホとして出して欲しかった。
3インチのスマホをとにかく触りたいだけなんだけどね。テンキーがある分持ちやすいだろうし。(本当に最近のスマホは下側のベゼルが薄くなっていて、落としそうになる。)
以上 まとまりのない意見の書きなぐりでした。